4月まもなく桜が咲く頃
地震から3か月が経ちました
少しずつ輪島市内の街並みは変わりつつありますがまだまだ元通りというわけには行きません
今は震災のあと避難された方々が戻る場所がない状況
順々に仮設住宅を建ててますが現実問題、仮設住宅に入れたとしても商売をされていた方々は店舗が被災、工房が被災しているため作業場もありません
私ども桜木清四郎箸店も同じです
- 住宅もない
- 工場(工房)もない
この状況だと、輪島に戻りたくても戻れません
国からの支援は全壊した家屋に対して100万円の支援金が出ます
輪島で新たに家屋を建てるならもう200万円が出ます
合計300万円です…
ありがたいことですが、300万円では何も出来ません
倒壊してしまった工場(工房)については2棟ありましたが、住居ではないというルールで支援金は0円です
撤去費用は全壊のため公費で出して貰えますが、今後についての支援金は0円です
これで簡単に再建は出来ますか?
というくらい現状は厳しいです
おそらく同じ気持ち、同じことを思われている方が多いのではないでしょうか?
現在のままの状況では輪島塗を続けるにも、飲食店を続けるにも厳しいです
この地震がきっかけで輪島から出た方も多いです
現実問題、このままだと輪島復興のビジョンが全く見えません
なので、私ども桜木清四郎箸店は
金沢近郊で仮工房からスタートするということに正式決定しました
父と母は現在は内灘にある私の家にいます
元気がないか?と言えば真逆で元気に満ち溢れてます!
現在は私の自宅でネットショップにアップするお箸のクリーニングと整理をしながら物件探しの段階です
もう少し輪島のインフラが落ち着くまで金沢界隈で製造を始めます
全国から大変沢山のご注文を頂き誠に感謝しています
おかげ様でネットショップに64種類のお箸をアップさせて貰いました
ありがとうございます
それと先日、
#わじまネットショップさんにも掲載させて頂きました
こちらです
今回は少し愚痴も書いてしまいましたが、これからも前向きに頑張っていきます✨
変わらぬご愛顧をお願いします😊