お盆が過ぎ地震から7か月が過ぎました
何度も書いてるけど、未だにあの悪夢のような地震は忘れることが出来ない
あの時は本当に「死んだ」かと思いました
家が潰れて、そして工場も二つとも潰れて…
そんな中で今年のお盆に久しぶりに私と遺伝子を分ける関東の従弟夫婦がはるばるやってきました
埼玉の従弟のてっちゃん(同い年48歳)
幼い頃は一緒に輪島の袖ヶ浜の海で泳いだり鳳至川で手長エビを採ったりしたことがあるてっちゃん
ガメ岩と長岩 2023.8/8
幼い頃よく遊んだ海
輪島で育った人ならわかるはず
写真は隆起する前です
てっちゃんは、今回の地震で輪島が壊滅したことが未だに信じられないらしく自分の目で確かめたい!…と言いましたが一旦は止めました
だけど、彼にとっても輪島は大事な第二の故郷らしいので安全なルートを教えたんです
輪島に行ってきたてっちゃん…
言葉にならなかったみたい
「ほやろ…やし行かん方がいいって言ったんに💦」
まぁでもこの先輪島が復興したらまた川でエビ採ろうなてっちゃん
(その頃はだいぶジィジやけど)
ジィジ=おじいさん
お互い頑張ろうという言葉を残して埼玉に帰っていったてっちゃん夫妻
不器用なてっちゃんと優しいともちゃん(奥さん)のエールでさらに頑張れます
いやでも震災直後は輪島ではもう仕事出来んのかな😢
誰もがそう思ったはず…
というところから這い上がってきました
「あんたんとこの箸、いつまでも待っとるよ!」
皆さんがそんな風に言ってくれたのが本当に嬉しくて頑張れてます
まだまだ出来ないことの方が多いけど、出来ることからコツコツ積み上げてます
公費解体を待ちながら、解体を待てずにぶっ壊れた工場の中に入ることもあります
が、かなり危険です💦
辞めといた方がいいかな?と思いつつ倒壊した建物の下敷きになったお箸や道具が恋しいんですよ
四苦八苦しながら下敷きになってしまった「お箸の頭を切る機械」を直しました
直したと言ってもド素人なので直ったというレベルではなくてなんとかなったという程度だけど
この機械のおかげでお箸の頭が同じ長さで切れます
こんな感じ
やった!綺麗に切れたぞ!
日々葛藤してますが私の次男もお箸作りに興味が湧いたのか手伝ってくれてます
こんな赤ちゃんやったのに
こんなに大きくなりました
まだまだ復旧・再建までは道のりが長いけど、今まで以上にコツコツ頑張っていきます
皆様いつも感謝してます
ありがとうございます!