希望と現実の狭間で見つけた奇跡のお箸

2024.3/18(月)

再び輪島に行ってきました

インフラ復旧に向けて工事が進んでいます

工事関係者の皆様、本当にありがとうございます

地震発生から二か月半が過ぎました

今でも「夢ならいいのに…」と思ってしまいます

なかなか地震の被害の規模が大きすぎて早期復旧とはいきません

相当な時間を費やすことでしょう

二階の倒壊をまともに受け止めた実家の梅の木

ドーン！っと二階部分を受け止めた時には根っこが浮いたそうなんですが、今年も綺麗な花を咲かせました

ありがとうね梅の木さん

工場の方も同じく柿の木が倒壊を支えています

この柿の木がなかったらペシャンコになっていたと思います

ありがとう柿の木さん

まだまだ地震の残した傷跡が残る輪島市内

見慣れるはずがないです

日常ではあり得ない光景ですから、瓦礫が撤去されたとしても人々の記憶に残ることでしょう

まだまだ時間が掛かると思いますが再建をあきらめずに頑張ります

まだ本決まりではないですが、一度金沢で仮工場を進めようかと考えています

現状は在庫の商品を販売していますが、やはり製造しないと先に進めないんです

頑張って再建するためのステップとして拠点を一度金沢に移そうかと考えています

将来的には、金沢の仮の工場を金沢支社として、輪島に本社を再建する！というイメージです

父と母の願いは輪島で再建！

私がここで親孝行しないと一生悔いが残ります

なので、引き続き全力投球したいと思います🔥🔥🔥

そんな中、先日また無理やり倒壊した建物(かなり危険)の中に入ったところ素晴らしく綺麗な本塗りのお箸を見つけました

本当は本塗りの「桜」と「林檎」を探しに入ったんですが思わぬ産物でした

素晴らしい！この一角だけ無傷！

もうさすがに入れないかな…と思ってます💦

左から順に

蔦(つた)は縁起がいい植物

強い生命力と吸盤の性質を持ち、枯れにくいことから「永遠」が連想されました

また、ツタは家の壁や岩などに吸盤でしっかりとくっついてつたわるため、男女の結びつきを連想させ、「永遠の愛」や「結婚」という花言葉になりました

まだまだ寒さが残る明日は春分の日

なごり雪の降る一日となりそうです

お箸は準備が整い次第UPします

どうか宜しくお願いします