2024.2/6(火)
父と母に代わり代筆します
サイト管理、SNS発信をしている箸屋のせがれです
私は金沢近郊に住んでおり、父と母は現在白山市にある三人兄弟の2番目の妹の旦那さんのお宅で避難しています
私自身、毎日輪島市内を見ているわけではないのですが現在の輪島市内は「あの時」から時間が止まっている感じがしました
国、県、自衛隊、警察、レスキュー隊、ボランティアの皆さんのおかげで徐々に落ち着いて来ています
昔から海にいるのが好きで潮の匂いが心地良くて好きなので、輪島に帰るたびに子供の頃に遊んだ「あの場所」や「この場所」を見て想いにふけってました
地球の長い歴史からすれば今回の大地震のような地殻変動は必然なのかも知れませんが、能登に住む人間からしたら生まれて初めての脅威だったと思います
住むところも奪われ、生きているだけで幸いという次元
今は、「ここで仕事ができる」というイメージが湧かない…そんな方は多いと思いますが
私の友人たちも輪島が大好きですし、輪島を離れるつもりはない!
そう言ってますし、私も同じ気持ちでいます
やっぱ故郷(輪島)が好きなんですよ
先日、母親を乗せて輪島に言った際に話した内容(親父のこと)
- 若い頃負債を背負い人知れぬ苦労をしました
- 負債が、ひと段落して仕事が軌道に乗りかけたところで地震で住居倒壊(平成19年能登沖地震)←1回目
- 釣り中に落雷!雷直撃でも奇跡的に生きてた←しかも無傷
- 仕事の疲れから事故で車内に閉じ込められ、救助工作車が出動する大事故だったが足の小指のみ骨折
- 令和4年のお盆過ぎに脳腫瘍発見、奇跡的に綺麗に摘出
- 脳腫瘍の原発である肺腺癌の抗癌剤治療で苦しんだが奇跡的に寛解して徐々に日常復帰
- 令和6年1月1日、自宅、工場1、工場2、ともに全壊←2回目
何回死にかけたん親父?
私の父親(桜木広光)の人生は波乱万丈ですが、かなり強い運を持ってます
現状こうなってしまったことは、時間を戻せないので悔やんでも仕方がない!
地震の直後はどうしたらいいかわからず悩みましたが今は再建まっしぐらです
家も工場もないけど命があれば何とか出来る
「父ちゃんも母ちゃんも頑張るぞ!」って言ってますので私も身体を張らせて頂きます👍
現在、商品の確認をしながら確実に前進しています
ご支援して下さっている皆様、父も母も健在ですのでご安心下さい
私は、せがれなりの役目を果たします
また随時近況報告をしますのでよろしくお願いします!